参観日いきたくないけど行かない親ってやっぱりダメなんでしょうか?
自分が子供の頃は、親に参観日に来られるのが嫌だった記憶があるので、子供の参観日も行きたくない!というか、来てもらいたくないんじゃない?なんて思うのですが、どうやら「他の親は来ていたのに、自分の親は来てなかった!」なんて思ったりする子供も多いようです。
近年、「参観日 行かない親」というのは、やっぱり良くない親というイメージなんでしょうかね?
仕事の関係でどうしても行けないってこともあるだろうし、誰もが参観日に参加できるわけでもないと思うのですが。
実際、参観日行けなかったからといって“ダメな親”になるわけではないのはわかっているけど、子供の気持ちとか先生の受け取り方とかいろいろ考えてしまいます。
目次
参観日に行かない親は珍しくない?
「自分だけ行かなかったかも」と不安になるかもしれませんが、参観日に行かない親は意外と多いんじゃないかな?と思ったりもします。
参観日の予定が合わない
例えば、
- 仕事が休めない
- 下の子の世話で外出が難しい
- 介護・通院など家庭の事情がある
- 人混みや学校行事が苦手
など、多くの親御さんが何らかの理由で「行きたくても行けない」「行く気になれない」ことがあります。
X(旧Twitter)やInstagramでも、「参観日 行けなかった」「行かない選択もあり」といった投稿に共感のコメントを見かけたりしますが、親として失格という声が出ているのはあまりみたことがありません。
参観日行きたくない親が感じやすい罪悪感
とはいえ、周囲の目や子どもの反応が気になって、胸がチクッと痛む人もいるでしょう。
また、そもそも参観日どうして行かないと行けないの?参観日行きたくないという親もいるかもしれません。
学校での子供の様子を見る必要はあるの?
参観日の目的はいろいろあるでしょうが、一つには我が子の学校での様子などを直接見る、授業風景などを見る!なんていうのもあるでしょう。
でも、それってどうしても見ないと行けないものなんでしょうかね?
もちろん、友達の親は参観日に来てくれているのに、自分だけ親が来ていないことでさみしい気分にさせてしまうこともあるかもしれません。
ただ、子どももある程度は親の状況を理解しているでしょうし、大切なのは、「日々どんな関わりをしているか」「どうフォローするか」かもしれません。
子どもとの関わりとフォロー
参観日に行けなかった場合は、言葉や態度でしっかりフォローするなどといったことも必要でしょうし、日常での子供との関わりあいにも関わってくるんじゃないじゃないでしょうか。
フォローといっても
参観日に行けなかったとしても、適当に言い訳するのではなくて正直な理由とか、自分の気持を伝えればいいのではないかと思います。
仕事で行けなかったとか、学校って場所があまり好きじゃない!とか。
でも、フォローをするというよりも、子供としっかりコミュニケーションをとるということが大事なのかもしれませんね。
子供のことは大事に思っているということを、子供たちに伝えることが、参観日に行かない親だとしても受け入れてもらえるようになるのかもしれません。
とはいえ、子供に参観日来て欲しいと言われれば、いけるように努力をすることも大事なんでしょうね。
「行かない選択」も悪ではない
すべての家庭に当てはまる正解はありません。あえて「行かない」と決めた親もいます。
例えば、
- 「子どもが“来なくていい”と言ったから」
- 「子どもの自主性を尊重したい」
- 「学校行事は家族で話し合って参加する方針」
これは立派な“親の姿勢”であり、子どもを思っての行動ともいえますよね。
無理して行ってイライラしてしまったり、ストレスを持ち帰るより、心に余裕のある状態で子どもと接する方が、よほどプラスになります。
参観日に行けなかったからといって、子どもへの愛情が足りないわけでも、親として劣っているわけでもありません。
大切なのは、
- 子どもを思う気持ち
- ふだんの関わり
- できる形でのサポート
行けないことを責めるのではなく、「行けなかったけど、あなたのことを大切に思ってるよ」というメッセージをしっかり伝えることで、子どもとの信頼関係はしっかり築いていけます。
無理せず、自分たち親子のペースで向き合っていきましょう。