夏至にやること、やっておくことは何？やってはいけない、避けることとかある？

「夏至（げし）」って、なんとなく聞いたことはあるけど、何をする日なの？って思ったことないですか？

一年のうちでいちばん昼が長くなる日っていうのが、夏至らしいですよ。

実はこの夏至って、日本や世界のいろんな場所で、昔から特別な風習や習慣があるとか。

でも、夏至にすることとか夏至までにやっておくべきこととか特にしらないし、逆に、夏至にやらない方がいいこととかだったりするんでしょうか？

夏至にやることとか？

夏至にやることってどんなことがあるんでしょうか？
それってやらないとどんなデメリットがあったりするんでしょう？

 

太陽の光をたっぷり浴びて「自然のリズム」を感じる

夏至は、陽のエネルギーがピークに達する日なんていう方もいらっしゃるようです。

なので、朝の光を浴びながらちょっと外を歩いたり、ベランダでのんびりしたり、太陽を意識して過ごすのがおすすめらしいです。

確かに、もし早起きができたら、日の出を見るのもすごく気持ちがいいかもしれませんよね。

ただ、夏至の時期って梅雨真っ只中だったりするじゃないですか？
曇ってたり、雨が降ってたらどうすればいいんでしょうね？

 

 

地域の風習にちなんだ「夏至の食べ物」を楽しむ

実は、地域によって夏至の日に食べるものってあるみたいですね。

例えば、

• 関西方面では「タコ」（タコの足のように稲の根がしっかり張るように、という願いが込められているそう）
• **奈良では「小豆粥」**を食べる風習も
• 愛知県では「いちじく田楽」なんてローカルな伝統も

どうやら、とくに決まりはないけれど、「今日は夏至だから、ちょっと特別なもの食べようかな〜」って気持ちで夕飯を選ぶのもいいかもしれませんね。

自分と向き合う時間をつくる

エネルギーが満ちた夏至の日は、「切り替え」に向いているタイミングという意見も。

そこで、

• ぼーっとお風呂に入って、自分をねぎらう
• 日記をつけて、ここ半年をちょっと振り返ってみる
• 部屋の空気を入れ替えて、アロマやお香でリラックス

なんていう時間の使い方もおすすめみたいです。

「自分のペースでいこう」って、少しでも気づけたらOKなのかもしれませんね。
特に、１年の後半戦に向けて気持ちを高めるとか、キープできるようにするのに役立つかもしれません。

近くの神社でお参りや茅の輪くぐりとか？

6月は「夏越の祓（なごしのはらえ）」という行事の時期でもあるそうですね。

神社に行くと、大きな“茅の輪”が飾られていることがあって、ぐるぐる回ってくぐると半年分の厄を落とせると言われています。

気軽に行ける距離に神社があれば、ふらっと立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。

夏至までにやっておくといいこと

夏至は、季節の「切り替えポイント」。ここでいったん、身の回りを整えるのがとてもおすすめです。

衣替え・おうちの風通しを良くする

湿気が多くてジメジメするこの時期。
夏至を目安に、衣替えをしたり、押し入れやクローゼットの風通しを良くすると、体も気持ちもスッキリします。

梅仕事・夏バテ対策の準備

夏至の前後は、「梅を仕込む」タイミングとしても有名。

• 梅干しや梅シロップを仕込む
• 酢の物や発酵食品を取り入れて、腸を整える
• 夏バテしないよう、栄養や水分を意識する

このあたりを少し気にしておくだけでも、真夏がぐっと楽になりますよ。

上半期の振り返り＆下半期の軽い目標を考える

ちょうど1年の折り返し地点。
がっつり目標を立てるというより、「ここまでよくやったな〜」と自分に優しくする時間として使ってみてください。

「後半はこんなふうに過ごせたらいいな」って、ふんわり思い描くだけでも、ちゃんと意味があります。

夏至にやらない方がいいこと・避けたいこと

夏至だからこそ、あえて避けたいことなどもあったりするんでしょうかね？

無理に頑張りすぎない

夏至は陽が極まる時期ですが、裏を返せば、ここから陰の気が始まるサインでもあるとか。
けっこうこの時期って、体調を崩しやすい時期でもあるんですよね。

だから、予定を詰め込みすぎたり、夜遅くまで無理をしたりするのではなく、少しスローダウンして、ペースを落とす方がむしろ自然のリズムに合っていいのかもしれませんね。

冷たいものの取りすぎ

暑くなってくるからこそ、アイス・冷たい飲み物を摂りすぎがち。
でも、内臓を冷やしすぎると夏バテの原因になることがありますよね。

常温のお茶や白湯などで、じんわり内側を温めるなんてのもいいかもしれません。

夜更かし

陽のエネルギーが強くて、つい目が冴えるかもって声も聞いたりするのですが、「あえてしっかり寝る」ことが大事な日でもあるといえそうですね。

夏至の夜、ちょっと情報遮断とかデジタルデトックスとかして、静かな夜を楽しむのもいいかも。

夏至って、ただ昼が長いだけじゃなくて、「立ち止まって、整えて、これからの季節に備える」タイミング。

なにか特別なことをしなくても、「ちょっとだけ意識する」「ちょっとだけ丁寧に過ごす」——
それだけで、気持ちよく後半の季節が迎えられる気がしませんか？

ぜひ、あなたらしい“夏至の1日”を過ごしてみてくださいね