義実家への帰省したくないけど、帰省したら何する？マナーとか過ごし方とか

義実家への帰省は、多くの方にとって緊張や不安を感じもの。
そのせいか、最近では、義実家帰省キャンセル界隈とか、義実家帰省じまい！なんて言葉も見かけるようになりました。

そもそも義実家へはどうしても帰省しないと行けないんでしょうかね？
もしそうであれば、義実家へ帰省したくないけど、した場合は何するのがベストなんでしょう。

「何を手伝えばいいのか」「どこまで自由に行動していいのか」「義父母にどう接すればいいのか」などなど。

 

義実家での過ごし方とかマナーとか

義実家での滞在を円滑に進めるためには、ある程度のマナーを理解しておくといいのかもしれません。
もちろん、そんな一般教養的なマナーすら通用しない義実家もあったりするんですが。
自分の実家のようにくつろぎたい気持ちもありますが、適度な気遣いと配慮を示すことで、義父母からの印象も良くなり、お互いにとって心地よい時間が過ごせるかもしれませんよ。

到着時から就寝まで：一日の流れで考える過ごし方

義実家に到着したら、まずは挨拶ですよね。
お土産を渡すタイミングは、挨拶を済ませ落ち着いてからでいいと思います。
その後は義父母の生活リズムを尊重しながら、自然に会話に適度に参加するのがいいという意見がもっぱら。

日中の過ごし方については、義父母の予定を確認してから行動するようにするとベストじゃないでしょうか。
特に予定がない場合でも、「何かお手伝いできることはありますか」と声をかけることで、積極的な姿勢を示すことはできます。

食後は、片付けを手伝ったり、適切なタイミングで休むといいかもしれません。

冷蔵庫や生活空間での振る舞い方

義実家での生活空間の使い方は、多くの方が悩むポイントの一つかもしれません。
たとえば冷蔵庫を勝手に開けるなんてことも気になるポイントですが、基本的にはしばらくは許可を得てから開けるのがいいかなと。

喉が渇いた時や何か必要なものがある時は、「お水をいただいてもよろしいですか」「冷蔵庫を開けさせていただいてもいいですか」と一声かけるとマイナスポイントにはならないかも。

お風呂の順番は、義父母を立てつつ義父母から「先にどうぞ」と勧められた場合は、遠慮せずにお言葉に甘えるのが無難でしょう。

洗面所やトイレなどの共用スペースも、使用後はきれいに整えておくといいでしょうね。
タオルの使い方や洗面用具の置き場所なども、事前に確認しておくとスムーズです。

食事の準備と後片付けでの気遣い

食事の準備や後片付けは、面倒だけれども義実家での印象にも影響してくるので、まずは様子を見ながら「何かお手伝いできることはありますか」と声をかけてみましょう。

食器の洗い方とか洗った食器の置き方とか、その家のやり方があったりするので、義母のやり方を尊重することが重要です。
包丁の使い方や調味料の場所なども、勝手に探すのではなく「こちらはどちらにありますか」と確認しながら進めるのがベストでしょう。

食事後の片付けでは、食器を下げることから始まり、洗い物やテーブルの片付けまで、できる範囲で協力するといいでしょう。ただし、義母なりの片付け方法や食器の置き場所があるため、指示を仰ぎながら作業することが重要です。

んが、子供が喜ぶものを選ぶことで、家族全体での温かい時間を演出することができます。地域限定の商品や、普段なかなか手に入らないものを選ぶのも良いアイデアです。

滞在期間と外出時の配慮

義実家での滞在期間や外出についてもけっこう悩みのタネだったりします。
義父母の生活スタイルや体調、そして家族間の関係性を考慮して決めたいところですが、長すぎても短すぎても良くない場合があるため、適切なバランスを見つけることが大切。

適切な滞在期間の見極め方

滞在期間は、一般的には長いほうが喜ぶという意見がありますが、長く居ることで双方にストレスとなって関係がギクシャクすることも考えられます。
仕事のことなどを理由にして2泊3日から3泊4日程度で帰るのがいいかもしれません。

義父母が元気で「もっといてほしい」ということを言ってくる場合もありますが、自分の事情を優先したほうがいいと個人的には思います。

そもそも、本気でそういうことを言っているかどうかも疑問ですし、ただ単に甘えたいってだけかもしれませんしね。

義父母抜きでの外出について

滞在中に義父母抜きで外出して、少しでも気を楽にしたいって気持ちありますよね。

ただ、黙って出かけてしまうと問題になりやすいので、事前に「明日は少し買い物に出かけたいのですが」とか「ちょっと近くを散歩していろいろ見てきます」といった形で、行き先と帰宅予定時間を伝えておくといいと思います。

観光地への外出や遠出をしたい場合は、義父母も一緒に行けるかどうかを最初に確認しておきたいですね。
滞在している期間の内、1日くらいは義父母と出かけるなどの時間を大切にする姿勢を見せておくといいと思います。

帰省を嫌がる気持ちとの向き合い方

義実家への帰省に対して消極的な気持ちを持つことは、決して珍しいことでも悪いことでもありません。

緊張や気疲れ、価値観の違いなど、様々な理由で帰省を負担に感じる方も多くいらっしゃいますからね。

とはいえ、どうしても義実家に帰省をしないといけないとなれば、嫌な帰省の中にも楽しみを見つけるなどしてみるといいかもしれません。

道中で美味しいものを食べるとか、帰省から自分の家に帰るときにショッピングや遊べるスポットで思いっきり羽を伸ばすとか。

パートナーとの事前相談も重要です。
義実家での過ごし方について、事前にパートナーと話し合い、協力してもらえるかどうかで過ごし方にも違いが出てきますからね。

 

 

義実家への帰省は、適切なマナーと心遣いがあれば、うまく過ごせることもなくはありません。
基本的な生活マナーを意識しながら、義父母の生活リズムやスタイルを尊重し、適度な距離感を保ちながら過ごす。
これでお互いにとって心地よい時間を作ることも可能です。
もちろん、それが通用しない相手がいることも覚悟しておく必要はありますが。

お土産選びから滞在中の過ごし方、外出時の配慮まで、すべては相手を思いやる気持ちが大切なんでしょうけど、完璧を求めすぎず、自然体で接することを心がけながら、少しずつ義実家での過ごし方を身につけていけば、きっと良い関係を築けるかもしれません。あくまで”かも”です。