いくら言っても片付けてくれない!結局、自分ばかりが片付けすることになってる
目次
どうして片付けるのは私だけ?と思うとき
毎日リビングに広がるおもちゃ、脱ぎっぱなしの服、食べ終わった後にそのままの食器…。気がつけば「片付けてくれない」「結局自分だけが片付けている」とため息をついてしまうこと、ありませんか?
お願いしても動いてくれない夫や子どもを前に、「なんで私ばっかり?」とイライラしてしまう。
そんな気持ちはとてもよくわかります。
私自身も子育て中、同じように毎日片付けに追われていました。
夜になっても家が片付かず、夫はテレビを見て、子どもはゲームに夢中。
結局最後に片付けて寝るのは私…。そのときの疲労感や孤独感は、きっと多くのママが共感してくださると思います。
よく聞く「片付けてくれない」というママの声
「片付けてって言ったのに聞いてないふりをされる」
「子どもが片付けるどころかさらに散らかしていく」
「夫に頼んでも“後でやる”と言いながらやらない」
同じような声をママ友とのおしゃべりでもよく耳にします。
結局、「自分がやらないと進まないからやるしかない」とあきらめてしまうんですよね。
でも、本当は「片付けをみんなで分担したい」「私だけが頑張るのは違う」と心の奥では思っているはず。
片付けてくれない理由を考えてみる
夫や子どもが片付けてくれないのには、いくつかの理由があるように思います。
夫の場合
「どこに片付けていいのかわからない」
「片付けはママが得意だから任せた方が早い」
「自分は疲れているから少しくらい休ませてほしい」
夫の言い分を聞いてみると、こういう本音が隠れていることがあります。
もちろん、だからといって全部ママに任せていいわけではないのですが、「やらない理由」が見えてくると、少し気持ちの持ち方が変わるかもしれません。
子どもの場合
「遊びの途中だからまだ片付けたくない」
「どうやって片付ければいいかわからない」
「ママが片付けてくれるから自分はしなくてもいい」
子どもは単純に「片付け=めんどう」と感じてしまいがちです。
でも、やり方を教えてもらったり、楽しさを感じられると意外と動いてくれることもあります。
自分だけがやっていると感じたときの気持ち
「どうして私ばかり…」と感じると、片付けという行為そのものよりも、「一人で背負わされている」という孤独感の方がつらくなることがあります。
私もある日、散らかり放題の部屋で「もうイヤ!」と泣きながら片付けたことがありました。
そのとき気づいたのは、片付け自体が大変なのではなく、「誰も手伝ってくれない」という気持ちがつらかったんだということです。
片付けは「一人で抱える家事」になりやすいので、誰かが少し手を貸してくれるだけでも気持ちが楽になるのだと思います。
子どもに片付けをしてもらう工夫
「片付けなさい!」と怒るだけでは、子どもはなかなか動いてくれませんよね。
私が試してみてたまにですが、うまく行った方法もあるにはありました。
遊び感覚にする
「どっちが早く片付けられるか競争しよう」と声をかけると、子どもはゲーム感覚で動いてくれました。
小さなルールを作る
「寝る前におもちゃは箱に戻す」というシンプルなルールを繰り返し伝えることで、だんだん習慣になっていきました。
褒めることを忘れない
ほんの少しでも片付けてくれたら「助かったよ」と声をかけると、子どもは「またやろうかな」という気持ちになります。
夫に片付けてもらう工夫
夫にお願いしても「後でやる」と言われて結局自分がやる…ということも多いですよね。
これ、私も何度も経験しました。
そんなときは、ただ「片付けて」と言うのではなく、具体的にお願いするスタイルがうちの夫にはけっこう効果的ではありました。
「この箱をクローゼットに入れてほしい」
「食器をシンクに持っていってくれると助かる」
と、できるだけ小さなお願いにすると動いてくれることが増えました。
また、「あなたがやってくれると助かる」という気持ちを言葉にすると、夫も「自分が必要とされている」と感じるのか、少しずつ手伝ってくれるようになりました。
完璧を求めすぎないことも大事
「片付けてくれない」とイライラする気持ちは自然なこと。
でも、相手に完璧を求めすぎると、かえって自分が苦しくなってしまうこともあります。
夫や子どもが片付けをしても、やり方が雑で余計に気になることもあるかもしれません。
でも、「自分だけがやってる」という状況からは少しは解放されているかもとおもえれば、少しは心も軽くなるのかもしれませんね。
まとめ|一人で抱え込まない片付けへ
「片付けてくれない」「自分だけがやってる」と感じるママは、本当にたくさんいます。
ママ友との会話でもよく聞きますし。
子どもには遊び感覚で片付けを促したり、小さなルールを作るとやってくれる場合も。
夫には具体的にお願いして、「助かる」という気持ちを伝えるとうまくいく場合も。
とにかく、いろんな小さな工夫を少しずつ試してみて、「片付けは誰かにやってもらう!」んじゃなくて、みんなで助け合いながらっていう雰囲気を出せるといいですよね。
完璧にしようとせず、「少しでも一緒に片付けてもらえたらラッキー」という気持ちで取り組むと、毎日の負担が少し軽くなるかもしれません。