箸の持ち方はどうでもいい?正しい持ち方に直さないと将来デメリットも?
箸の持ち方って、けっこうテレビとかでも指摘されたりするのを見かけたりしますが、やっぱりそんなに重要なことなんでしょうかね?
食事が食べられれば、周りに迷惑かけているわけじゃないし、どうでもいいんじゃない?って思ったりすることもあるかもしれません。
たしかに、箸の持ち方に正解があるとしても、それを守らないからといって命に関わるわけではないのかもしれません。実際、世の中には正しい持ち方をしていない人がたくさんいて、それでも仕事も家庭も順調にこなしている人は山ほどいるでしょうしね。
でも、「どうでもいい」と思っていたはずの箸の持ち方が、実は、将来大きな問題というかデメリットにつながることがあるとしたら、直せるときに直しておきたいという気にもなります。
箸の持ち方を直すかどうか問題ってどうすればいいんでしょうね。
目次
箸の持ち方は「どうでもいい」?
正直なところ「箸の持ち方なんてどうでもいい」思っている方もいるでしょうし、一緒に食事をしていて箸の持ち方気持ち悪いと感じながらも、なんの指摘もしないという方もいるでしょう。
実際、箸の持ち方はどうでもいいことなんでしょうか?
箸の持ち方を直さない、直さなかった
現実として、毎日の食事で特に問題が起きていない場合、「今のままでいいや」と思うことはありますよね。
- 食べ物がつかめる
- 他人に指摘されない
- 周囲にも変な持ち方の人がたくさんいる
このような状況で「わざわざ矯正しよう」とはかんがえないでしょうし、リアルに困る状況にないと箸の持ち方を直すという気持ちにはならないでしょう。
それに、大人になってから箸の持ち方を直すのもけっこう根気がいることですし、頑張っているときに周りからいろいろと言われると嫌な気分になったりします。
特に、「昔、親に言われたけど直らなかった」「注意されるのが嫌だった」なんて体験があると、大人になってまで言われるのが嫌に思っちゃいますしね。
「正しい持ち方」「直し方」がよくわからない
箸の持ち方って、マナー的なこととして正しく持つことを求められたりしますが、正しい箸の持ち方にするのに、どこからどう直せばいいのかがわからないということもあります。
そして、いまさら誰にも聞けないということもありますよね。
これって特別なことじゃなくて、よくあるケースみたいです。あなたが悪いとかいうことではないんですよね。
だから箸の持ち方を直さない、このままでいい!ということもできますし、やはり社会人として、そして彼氏や彼女から指摘されるのは嫌!ってことであれば、それをきっかけにして直してみても損はないかもしれまません。
正しい箸の持ち方とは?大人でも直せる?
では、「正しい箸の持ち方」とか直し方ってどうしたらいいんでしょう。
一般的に正しい箸の持ち方としては、
- 下の箸:親指の付け根と薬指で支える。動かさない。
- 上の箸:親指・人差し指・中指で鉛筆のように持つ。上下に動かす。
ということが言われています。
でも、言葉でいわれてもなかなかすぐにできるものではないですし、何か直し方で良い方法は無いのでしょうか?
大人でも直せる!おすすめの練習法
最近は、子供用などでは箸の持ち方に関するグッズなんかもよく出ていますし、100均などでも矯正箸みたいなのを売ってたりしますし、youtubeなどでも正しい箸の持ち方を教えてくれる動画もあったりします。
こういうモノを利用すれば、周りの人に見られることなく練習などできて、気がつけば箸の持ち方が良くなってる!って周りに思われることになるかもしれません。
ただ、練習などをする場合は、完璧を求めず、「ちょっとずつ、部分的に直す」くらいの気持ちで取り組むのがコツです。
大人の脳は「反復」によって徐々に慣れていくため、毎日少しずつ触れていれば、半年後には大きな変化が見えてきます。
箸の持ち方を直さないと、将来どんなデメリットがある?
ちなみに、箸の持ち方を直さない場合に、将来的にデメリットが有るのか?というのもきになりますよね。
もちろん「致命的な問題が起こる」ということはないかもしれません。
でも、 ビジネスや冠婚葬祭の食事マナーで周りの目が気になるということはあるかもしれません。
例えば、
- 大切な会食で上司や取引先と同席
- 結婚式などでフォーマルな場に出る
- お寿司屋や懐石料理などでの「所作」が問われる
なんて場合には、日本社会だと「箸使い=育ちやマナー」と見られることも多く、印象に影響する可能性も。
子どもや外国人に正しく教えられない
将来、自分の子どもや親戚の子どもと一緒に食事をする機会があると、どうすればいいか?困るってしまうことが出てくるかもしれません。
子供が、周りの子供や親、先生などが指摘されたりすると心苦しく感じてしまうなんてこともあるかも。
また、昨今の外国からの旅行者など日本に多く訪れていますが、そういった方から日本の文化について問われたり、教えてほしいってなったときに、正しい箸の持ち方を見せられないと困るようなお仕事の場合もあったりしますよね。
とはいいつつも、箸の持ち方ももしかすると個性といえるかもしれません。なので無理に正す必要はないのかもですよね。
人生の優先順位は人それぞれ。箸の持ち方はその中の「ひとつのテーマ」にすぎません。
でも、ここまで読んだあなたなら、「いつかどこかで直せたらいいな」と思ったことが一度でもあったかもしれません。
その「ちょっとの気持ち」こそが、変化の第一歩になります。