中学生、夏祭りで持たせるお小遣いはいくらが妥当?物価高での適切な金額とか
中学生にもなってくると、夏休みに子どもたちで海やプールなどに遊びに行ったり、地元の夏祭りに行くことも。
中学生のお子さんを持つ親御さんとしては、「中学生って夏祭りのお小遣いはいくら持たせればいいの?」ということで頭を悩ませたりってこともあるかもしれません。
友達と一緒に出かける機会も増える中学生にとって、夏祭りは特別なイベントだし、青春の1ページにもなるもの。
しかし、昨今の物価上昇により屋台の価格も上がっており、適切な金額を決めるのは以前より難しくなっています。
今の物価事情なども考え、中学生の夏祭りお小遣いの適切な金額はいくらくらいなのか?気になります。
目次
夏祭り、屋台とかの価格どのくらいかかる?
物価上昇の影響を受けて、夏祭りの屋台など出店の価格も確実に上がっています。
従来500円程度だった焼きそばやたこ焼きが600円から700円にくらいになっているケースも。
かき氷もこれまで400円くらいだったのが、値段が大幅にあがったり、トレンドのふわふわかき氷などにすることで大幅に値段を上げる!なんてケースもあったりします。
このような状況下で、中学生が夏祭りで実際にどの程度のお金を使うのか?必要になるのかを把握することは大事です。
屋台での食べ物にかかる費用
中学生が夏祭りで楽しむ定番の食べ物として、焼きそば、たこ焼き、かき氷、りんご飴、チョコバナナなどがありますよね。
現在の相場では、あくまで一般論ですが、焼きそばやたこ焼きが600円から800円、かき氷が400円から600円、りんご飴やチョコバナナが300円から500円程度となっているようです。
中学生が友達と一緒に2から3品目の食べ物を楽しむとすると、食べ物だけで1,500円から2,000円程度の予算が必要になります。
友達とシェアして食べることもあるでしょうから、実際の個人負担はやや軽減される場合もありますが、それでも以前と比較して明らかに高額になっているのが現状です。
また、のどが渇いた時の飲み物代も別途200円から300円程度かかるし、熱中症対策のことを考えると、ここをケチることはできないですよね。
ゲームや遊びにかかる費用
夏祭りの楽しみは食べ物だけではありません。
射的、輪投げ、金魚すくい、くじ引きなどのゲームも中学生には人気です。これらのゲームは1回300円から500円程度が相場となっており、複数回挑戦したり、複数のゲームを楽しんだりすると、1,000円から1,500円程度の出費になることが一般的です。
特に友達と一緒に行く場合は、ついつい競い合ったり、お互いに応援し合ったりすることで、予想以上にゲームにお金を使ってしまう傾向があります。
また、景品を狙って何度も挑戦したくなる心理も働くため、ゲーム代は予算の中でも変動しやすい項目と言えるでしょう。
交通費やその他の出費
どの夏祭りに行くかにもよりますが、地域によっては、夏祭り会場への交通費が必要になる場合もありますよね。
電車やバスを利用する場合は往復で500円から1,000円程度、自転車で行く場合でも駐輪場代が必要な会場もあります。
これらの費用を合計すると、交通費やその他の出費で500円から1,000円程度を見込んでおくのが適切です。
万が一ってことも考えると、やや多めに見積もっておくことをおすすめします。
友達関係を考慮したお小遣い金額の決め方
中学生同士で夏まりに出かけるときって友達との関係は非常に重要。
夏祭りのお小遣いも、友達グループの中で極端に多すぎたり少なすぎたりすると、お子さんが気まずい思いをしてしまう可能性があるでしょうし、逆に多すぎもよくないことも。
友達の家庭との情報交換の重要性
可能であれば、お子さんと一緒に夏祭りに行く友達の保護者の方々と事前に情報交換をできるといいですよね。
「今年はいくらぐらい持たせる予定ですか?」という軽い会話から、お互いの予算感を共有することで、極端な格差は避けられますからね。
ただし、各家庭の経済状況は異なるため、完全に金額を合わせるってことは必要ないでしょうけどね。
大まかな範囲で調整できれば十分でしょう。
お子さんとの事前相談
お小遣いの金額を決める際は、お子さん自身とも十分に相談して決めたいですね。
友達との予定や行きたい屋台、やりたいゲームなどを聞いて、必要な予算を一緒に計算するといいかもしれません。
この過程で、お子さんにお金の価値や計画的な使い方について教える良い機会にもなります。
また、お子さんが友達から聞いた情報も参考になります。
「○○ちゃん、◯◯君は5,000円持ってくるって言ってた」といった情報があれば、それを基準に調整することも可能です。
物価高時代の適切なお小遣い金額
現在の物価上昇を考慮すると、従来の経験値などよりもやや多めのお小遣いを用意した方がいいかもしれません。
もちろん、無制限にお小遣いを渡すわけにはいかないですから、バランスの取れたお小遣いの金額設定をするようにしたいですね。
中学生の夏祭りでのお小遣いおおまかな金額の目安
物価上昇を考慮した現在の状況では、中学生の夏祭りお小遣いとして4,000円から5,000円程度がいいところなんじゃないでしょうかね。
この金額であれば、食べ物を2から3品目楽しみ、ゲームを数回体験し、友達との時間を十分に満喫することができます。
もちろん、地域性もあるし、中学生も何年生か?にもよるのでどうしても大まかな金額にはなりますが、食べ物代、ゲーム代、交通費やその他という内訳で考えるとこのくらいの金額に落ち着きそう。
家計状況に応じた調整方法
すべての家庭が同じ金額を用意できるわけではありません。
家計の状況に応じて、無理のない範囲で金額を決めることが重要です。
予算が厳しい場合は、3,000円程度でも工夫次第で十分に楽しむこともできますからね。
夏祭りは中学生にとって特別な思い出となるイベントであり、青春の1ページです。
物価高などの影響はありますから、これまでのイメージでお小遣いの金額を決めると、実際にお祭りにいったけど全然足りない、楽しめなかった!なんてことになりかねません。
SNSなどでも夏祭りの状況などをチェックできますし、そういった情報をもとにお小遣いの金額を設定してみるといいかもしれません。
何より、子どもたちが安心して、そして楽しめるようにしてあげたいですよね。
友達との関係を大切にしながら、もちろん家計にも無理のない範囲で、素敵な夏の思い出作りをサポートしてあげたいものです。