エアコンもいいけど暑くて寝れないときの体に優しい快眠グッズとか対処法とか
毎年のことではあるんですが、夜になっても気温が下がらない熱帯夜に悩まされますよね。
エアコンをつければ涼しくなるものの、一晩中つけっぱなしにすると朝起きたときに体がだるかったり、のどが痛くなったりして体調を崩してしまうこともあるし、なにより電気代の心配も。
本来であれば、窓を開けて寝るとかすればいいのかもしれないけど、この物騒な世の中そんな危険なことはできないし、窓を開けても熱帯夜だと熱風が入ってくるだけだし。
何か暑くて寝れないときの対処法とか良いグッズとかないものでしょうかね?
目次
体を効率よく冷やす!おすすめ快眠グッズとか
エアコン以外で涼しさを感じられるグッズは意外とたくさんあるんですよね。
特に体に直接触れる寝具類を変えるだけで、驚くほど快適になることもあります。
接触冷感素材の寝具で体感温度をダウン
最近注目されているのが、今となっては定番になってきていますが接触冷感素材を使った敷きパッドやカバー類ですね。
これらは肌に触れた瞬間にひんやりとした感覚を与えてくれて、体感温度を2〜3度下げる効果が期待できます。
特に背中や腰周りは汗をかきやすい部分なので、敷きパッドを接触冷感素材に変えるだけでも寝つきが良くなることが多いんですよね。
枕カバーも同じ素材にすれば、頭部の熱もこもりにくくなります。
素材選びのポイントとしては、ナイロンやポリエステルベースのものよりも、竹繊維や麻混合のものを選ぶと自然な涼しさを感じられますし、肌にも優しいですよ。
冷却ジェルマットで局所的にクールダウン
首や脇の下、足首など、太い血管が通る部分を冷やすと効率よく体温を下げることができるんですね。
そこで活躍するのが冷却ジェルマットです。
冷凍庫で冷やして使うタイプと、常温でもひんやり感を味わえるタイプがありますが、冷凍庫タイプは最初は気持ちよくても時間が経つと温まってしまうのが難点ですよね。
おすすめは常温タイプのジェルマットを首元に置く方法です。
首を冷やすことで脳の温度も下がりやすくなり、自然と眠気を感じやすくなります。タオルで巻いて調整すれば、冷たすぎることもありません。
扇風機とタイマー機能の組み合わせ技
扇風機は電気代もエアコンの10分の1程度と経済的ですし、適度な風の流れは体感温度を下げてくれますよね。
ただし、一晩中直接風を当て続けるのは体に良くないので、タイマー機能を上手に活用することが大切です。
入眠時の1〜2時間だけ弱風で運転し、その後は自動で止まるように設定すると良いでしょう。
風向きも直接体に当たらないよう、壁や天井に向けて空気を循環させるようにすれば、部屋全体の温度を下げることができます。
最近のDC扇風機なら超微風運転も可能で、音も静かなので睡眠を妨げることもありませんね。
羽根なしタイプなら安全性も高く、お子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
寝室環境を整える!自然な涼しさを作る工夫
グッズに頼るだけでなく、寝室の環境を少し工夫するだけでも涼しく過ごせるようになるんですよね。
昔ながらの知恵から最新のテクニックまで、すぐに試せる方法をご紹介します。
窓の開け方と空気の流れを意識した換気術
夜になっても外が暑いからといって窓を閉め切ってしまうのは実はもったいないことなんですね。外気温と室温の差が少しでもあれば、効果的な換気で涼しくすることができます。
コツは対角線上にある窓を開けることです。
例えば寝室の窓と廊下側の窓、または寝室と隣の部屋の窓を同時に開けると空気の通り道ができて、自然な風の流れが生まれます。
特に夜中の2時〜5時頃は外気温が一日で最も低くなる時間帯なので、この時間に合わせて窓を開けておくと朝まで涼しく過ごせることが多いですよ。
ただし、窓を開けて寝るなんて不用心すぎる!このご時世、暑さ対策も大事だけど防犯対策もとっても大事。
地域によってはクマの襲撃などの心配もあるし、やっぱり窓を開けての換気などは今どきは避けたほうがいいと思います。
寝具の素材選びと重ね着ならぬ重ね寝のコツ
夏場の寝具選びで大切なのは、吸湿性と通気性の良い素材を選ぶことですね。
綿や麻、竹繊維などの天然素材は汗を吸収して外に逃がしてくれるので、べたつき感が少なくなります。
意外と知られていないのが「重ね寝」のテクニックです。薄手のガーゼケットやタオルケットを2枚重ねにして使うと、間に空気の層ができて断熱効果が生まれ、エアコンの冷気から体を守りながら適度な涼しさをキープできるんですよね。
シーツも毎日洗濯できるように2〜3セット用意しておくと、常にさっぱりとした寝具で眠ることができます。
洗濯の際は柔軟剤を控えめにすると、素材本来の吸湿性を保てますよ。
体の内側からアプローチ!涼感を高める生活習慣
外側からの対策だけでなく、体の内側から涼しさを感じられるようになる方法もあるんですよね。
食事や入浴、睡眠前の過ごし方を少し変えるだけで、暑い夜でも快適に眠れるようになります。
就寝前の食事と飲み物で体温調節
夕食の内容によって寝つきの良さが変わるらしいですよ。
体を温める食材(生姜、にんにく、唐辛子など)を夕食で摂りすぎると、就寝時まで体温が高いままになってしまうことがあります。
そういう意味では夏場の夕食では、きゅうりやトマト、なすなどの夏野菜を中心にしたメニューがおすすめかもですね。
これらの野菜には体の熱を取る作用があるとされていて、自然な体温調節をサポートしてくれます。
飲み物については、氷入りの冷たいものを一気に飲むよりも、常温の水をこまめに飲む方が体温調節には効果的のようですよ。
ハーブティーならミントやレモングラスなど、清涼感のあるものを選ぶと気持ちもすっきりしますよ。
ぬるめのシャワーとクールダウン入浴法
暑い日はついつい冷たいシャワーを浴びたくなりますが、実は体温調節の観点からはぬるめのお湯の方が効果的なんですって。
38〜40度程度のぬるま湯で軽く汗を流すことで、その後の体温低下がスムーズになりそうです。
入浴後のクールダウンも大切なポイントです。
お風呂から上がったら、扇風機の前で軽く体を冷ましてから着替えると、その後の体温上昇を抑えることができるとか。
足湯や手湯だけでも効果はありますので、時間がないときは洗面器にぬるま湯を張って足首まで浸かってみてください。
血行が良くなって、その後の体温調節がスムーズになりますよ。
リラックス効果で自然な眠気を促進
暑さによるストレスは自律神経のバランスを崩し、さらに寝つきを悪くする悪循環を生んでしまいますね。
就寝前のリラックスタイムを作ることで、心身ともに涼しさを感じられるようになります。
アロマオイルを使った香りの演出も効果的です。
ミントやユーカリ、ティーツリーなどの清涼感のある香りは、嗅覚から涼しさを感じさせてくれます。
ディフューザーがなくても、枕元にハンカチに数滴垂らしたものを置くだけで十分ですよ。
深呼吸や軽いストレッチも体温を下げる効果があります。
特に首や肩周りをゆっくりと回すことで血行が促進され、熱のこもりやすい上半身をすっきりとさせることができますね。