【もう無理…】お盆に墓参りしたのに、お彼岸も義実家へ行くべき?20年悩んだ私の本音

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お盆に「良き嫁」として、気を使いながら、汗だくになりながら義実家のお墓にお参りして、ご先祖様にご挨拶して、親戚の相手もしてってやったばかりなのに、もう秋のお彼岸。

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「え、この前行ったばっかりじゃん…」って、心の中で叫んじゃいますよね。

「お彼岸も当然、来るわよね?」みたいな無言のプレッシャーを感じたり、旦那さんは「まあ、一応ね…」なんて曖昧な返事だったり。こっちの気も知らないで!って、ちょっとイラっとしちゃうこともあるんじゃないでしょうか。

何を隠そう、私も昔はあなたと全く同じことで悩んでいたこともあるし、正直、今でもそんなことを考えてしまいます。
義実家との付き合いって、本当にデリケートで難しい問題ですよね。

特にこういう「昔からの習わし」が絡んでくると、断りにくくて、自分の気持ちに蓋をしがち。

 

なんで「お盆もお彼岸も」行くのが当たり前って空気なの?

そもそも、なんでこんなに頻繁に墓参りのイベントってやってくるんだろうね?(笑)お盆が終わったと思ったら、あっという間にお彼岸。この「行くのが当然」みたいな空気って、どこから来るんだろう?

 

昔ながらの価値観が根強いのかも

たぶん、私たちの親世代、特に義父母世代にとっては、お盆とお彼岸、年に二回ご先祖様にご挨拶に行くのが「当たり前」だったんでしょう。
それが「嫁の務め」みたいな、今となってはちょっと古風な価値観が、まだ根強く残っているのかもしれない。

決して、あなたをいじめようとか、わざと疲れさせようとしてるわけじゃないとは思いたい。

ただ、義父母さんたちが生きてきた時代の「常識」がそれだった、ってこともあって、そうすべきって思い込みがあるのかも。

だから、悪気なく「お彼岸も当然来るでしょ?」って思っちゃうというか思いたいところ。

 

家や地域の「特別ルール」があったり

 

あとは、その家ごと、あるいは地域ごとの「特別ルール」みたいなものもありますよね。

「〇〇家は代々、お彼岸には必ずみんなで集まることになってるのよ」とか、「この辺りでは、お盆よりお彼岸を大事にする風習があってね」とか。

そういうのを聞かされると、「そうなんですね…」って言うしかない雰囲気になっちゃう。
でも、そのルールって、本当に今の私たちにまで適用しなきゃいけないのかな?時代は変わっていくんだから、習慣だって少しずつ変わっていってもいいんじゃないかなって、私は思うんだけど、どうかな?

 

結論から言うね。「お盆に行ったなら、お彼岸はパス」は全然アリ!

 

さて、ここからが本題。お盆にしっかりお墓参りしたのに、秋のお彼岸も行かなきゃいけないの?っていうあなたの疑問。私の20年の経験と、周りの友人たちの声を踏まえて、はっきり言うとすれば。。。

無理して行く必要なんて、これっぽっちもないよ!

お盆に、あなたはちゃんとやるべきことをやったんだもの。
ご先祖様への感謝の気持ちを伝えて、お墓をきれいにしてきた。それで十分、本当に十分って思いたい。

 

あなたの心が一番大事なんだから

「あー、行きたくないな…」「面倒だな…」って思いながら、無理やり義実家に行ったとして、それってご先祖様は喜んでくれるかななんて思ったりも。

たぶん、そんなモヤモヤした気持ちで来られるより、あなたが家で穏やかに、にこやかに過ごしてくれている方が、よっぽど嬉しいと思うですけどね。

あなたの時間、あなたの心の平穏。
それって、何よりも大切にすべきものじゃないでしょうか。

「良い嫁でいなきゃ」っていうプレッシャーを感じて、自分を犠牲にする必要なんてないと思いたい。

罪悪感なんて、感じる必要はまったくないって。

 

私の苦い思い出、聞いてくれる?

実は昔、私も「完璧な嫁」を目指してた時期があったんですよ。

お盆もお彼岸も、義父母の誕生日も、父の日母の日も…全部、全力投球!でもね、ある時プツンと糸が切れちゃった。

無理がたたって体調を崩したのに、夫は「大丈夫?でも、うちの親が楽しみにしてるから…」なんて言う始末。

その時、思ったの。「私、誰のために頑張ってるんだろう?」って。私のことを一番に考えてくれないなら、私が私のことを一番に考えてあげなきゃダメだって。

それ以来、私は無理するのをやめた。行きたくない時は、ちゃんと理由を話して断るようになった。

もちろん、最初は少し気まずかった。

でもね、勇気を出して自分の気持ちを伝えたら、少しずつ義実家との距離感がまぁ、いいか悪いかわからないけど変わってきた感じがします。

 

角を立てずに、穏便に「今回はパス」を伝える方法

 

そうは言っても、いきなり「行きません!」って言うのは勇気がいることですよね。

どうやったら角を立てずに、自分の気持ちを伝えられるか。

 

最強の味方は、やっぱり旦那さん

一番いいのは、やっぱり旦那さんにあなたの気持ちを理解してもらうこと。
そして、旦那さんの口から義父母に伝えてもらうのが理想的じゃないでしょうか。

でも、ただ「あなたから断ってよ!」って丸投げするのはNG。
ケンカの元になっちゃうから。
そうじゃなくて、「相談」という形で話してみるのがおすすめ。

「ねえ、お彼岸のことなんだけど…。お盆にしっかりご挨拶できたし、今回はおうちで静かにご先祖様のことを思おうかなって考えてるんだけど、どう思う?」

「最近ちょっと疲れ気味だから、週末はゆっくり体を休めたいなって。あなたから、うまく伝えてもらえると助かるんだけど…」

みたいに、あなたの気持ちと状況を正直に、でも柔らかく伝えてみてはどうでしょう。
あなたのことを本当に大切に思ってくれている旦那さんなら、きっと味方になってくれるはず。

 

「行かない」理由の伝え方いろいろ

もし、あなた自身が断らなきゃいけない場面になったら、こんな言い方はどうでしょう?

「お盆の時に、ゆっくりお墓参りさせていただいたので、今回はお言葉に甘えさせていただきますね。おうちから、静かに手を合わせようと思っています」

「あいにくその日は、子どもの用事(あるいは、前から入っていた予定)がありまして…。申し訳ありません」

ポイントは、「行きたくないから」というネガティブな理由じゃなくて、「今回はこういう事情があって」という、相手も「それなら仕方ないわね」って思えるような伝え方をすること。
嘘も方便って言うし、時には自分を守るための、優しい嘘も必要だと思うな。

 

代替案で気持ちを見せるのも手

もし、断ることに罪悪感が残るなら、「今回は伺えないんですけど、何かお好きだったものをお供えとして送らせてもらいますね」とか、「また近いうちに、改めて顔を見せに伺いますね」みたいに、代替案を出すのもすごく良い方法かもしれません。

 

お墓に行くだけが供養じゃない。大切なのは「思う心」

最後に、一番伝えたいこと。ご先祖様を大切にする気持ちって、お墓参りに行くことだけで示すものじゃないと思います。

お彼岸の日に、あなたが家事をしながら「おじいちゃん、これ好きだったな」って思い出したり、ベランダから空を見上げて「おばあちゃん、いつも見守ってくれてありがとう」って心の中で呟いたり。

そういう、日々の暮らしの中にある、ふとした瞬間の「思う心」こそが、一番の供養ってものなんじゃないかなと思います。

形やしきたりに縛られて、心が疲れちゃうくらいなら、自分なりのやり方でご先祖様と向き合う方が、ずっと素敵だよ。あなたが穏やかな気持ちでいること、それがご先祖様にとっても、一番の願いのはずだから。

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